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 この頁は二胡演奏学習の中で皆様から寄せられた共通な質問や知っておくと有益な知識について解説する場として活用させていただきたいと思います。



二胡の調弦

 二胡調弦の基本原則は元々弦の張り具合が硬くも柔らかくもなく、演奏しやすいことです。現代二胡は内、外弦を完全5度関係のDーA音にチューニングするのは一般的です。又、内、外弦をCーG音に調弦するのもよくあります。二泉胡や中胡は一般的にGーD音やA-E音に調弦します。

 又、曲の調や音域に合わせてチューニングするのも可能です。理論上は全ての調への対応は可能です。

 弦の張り具合はあまり硬くなると、演奏時に弦切れになりやすく、反対に、弦の張り具合はあまり柔らかくなると、演奏時に音程不安定になりやすいのです。従ってそうならないように心がけることです。

 

二胡の調と〇〇弦

 二胡の調はその曲をどの音域で演奏するかを意味しています。即ち、曲の主音(ドdo)を自然音階(C、#C、D、♭E、E、F、#F、G、#G、A、♭B、B)の中でどの階に置くのを指定したのです。調名は楽譜には曲名のすぐ左下に表記しています。例えば「1=D」、「1=F」、「1=♭B」などです。その意味は曲の主音ドをD音に合わせる(即ちD調)とか、F音に合わせる(即ちF調)とか……になります。ちなみに、この場の「1」は数字ではなく音符なので「ド」と呼んでください。

 又、二胡の楽譜には、調名表記の横に「〇〇弦」との併記があるのは一般的です。例えば、「1=D (1-5弦)」とかです。そこの(1-5弦)の意味はD調で演奏する場合、二胡の内弦空弦は1(ド)、外弦空弦は5(ソ)の音階になっていることを示しています。

 二胡の調弦がDーAの場合、常用各調で演奏するときは内、外空弦は次のようになります。。

◎1=D  1-5弦
◎1=G  5(下方に・)-2弦
◎1=F  6(下方に・)-3弦
◎1=C  2-6弦
◎1=A  4-1(上方に・)弦
◎1=♭B 3-7弦

 従いまして一般的に、D調で演奏といったらつまり空弦を1-5として演奏のこと、逆に、1-5弦で演奏といったらつまりD調で演奏のことになります。

 ところが、調弦が変わったら上記の言い方も成り立たなくなります。  続き